冬の海を楽しむ条件としてウエットスーツは欠かせないものです。
セミドライやドライスーツはピンホールや縫い目からの浸水は四季をもつ日本では重要なテーマです。
MARでは2021から兼ねてから交流のある東北 宮城県女川町にあるウエットスーツ工場と提携してウエットスーツリペアサービスを始めました。
今年で東日本大震災から11年。震災の翌年に長年お世話になっている先輩の掛け声でお店やメーカーの方々、色々な方の支援で「女川サーフィンクラブ」に送ったサーフボード。
久しぶりに当時の写真を見返してみました。
サーフボードを持つ当時のクラブ集合写真の中にいる川村氏「リバーソンウエットスーツ工場」MARのウエットスーツリペアサービスを担う代表です。
今でも当時送ったサーフボードが工場に飾ってありました。
リバーソンのショップ前に一昨年、オープンした今回の目的の一つでもある敬愛する先輩のお店「おちゃっこクラブ」に訪れることができました。
「MARとは古くから交流がある岡氏。」
岡兄とは27年前に出会い。仙台新港に連れて行ってもらった時からのお付き合いです。
今もサーフィンを見つめる姿は今も変わらない情熱にあふれる方です。
そしてリバーソンウエットスーツのライダーでもあります。
おちゃっこクラブ&ダイヤモンドヘッドは11年前にオープン後まもなく震災の被害で全て流されました。
11年後の震災から町はとても綺麗に整備され、震災の爪痕も少なくなったと言うが語る声や姿は決して軽いものではありませんでした。
≪おちゃっこクラブ&ダイヤモンドヘッド≫
宮城県牡鹿郡女川町黄金3-11
おちゃっこクラブの「おちゃっこ」とはお茶を飲むと言う方言からつけられたコミュニティーカフェです。
震災の被害を受けた後も仮設住宅地の中で営業を続けた女川ではとても大切なカフェです。
薪ストーブが暖かく、会話が弾むカフェでした。
暖かい季節になればテラスではBBQも楽しめ、バイカーや観光客も訪れます。
岡兄特製のナポリタン。岡兄は若かりし頃にバイト先から習った「ナポリタン」バイト先だった人気の喫茶店は今はないと言う。濃厚でナポリタン目当てのお客様も訪れていました。
今回は牡鹿半島 女川の波には出会えませんでしたが貴重な写真を見せて頂きました。
≪岡氏提供≫
次は暖かいシーズンにサーフィンセッションをする約束をしました。
町を一望できる 女川町の氏神 復興した熊野神社
温泉が入れる女川駅・女川温泉ゆぽっぽ
シーパルピア女川 おしゃれなショップや女川の味を堪能できる飲食店出店していて僕らも飲んだり食べたり楽しいモールでした。
ガル屋Beer では手作りクラフトビーツを楽しめました。持ち込みもOKなところが地域がつながっていると感じました。
今回の宿泊先は「El Faro エルファロ」トレーラーハウスが素敵なアウトドアも楽しめる宿泊先でした。
今回一番驚いた施設が「女川スケートパーク」でした。
海岸広場がある沿岸部は津波被害に遭い災害危険区域になりました。そのために広場の整備に際して町民のスケートボード施設を求める意見が上がり
町の愛好者の声を取り入れて作られた未来に向けて思いの詰まったスケートパーク。
今回のトリップは訪れることにより、とてもパワーを頂く旅でした。
SEEKER WETSUIT(シーカーウエットスーツ) official HPHANDCRAFT Made in Japan